ほんの少しの軌道修正で成功できる！？

今よりも幸せな人生を歩むためには、もうキャリアチェンジをするしかない！と考えて畑違いの職種へ転職を決意する人もいますが、必ずしもキャリアチェンジだけが成功の道とは限らないことを忘れないでください。
大きな労力を伴うキャリアチェンジは、成功する可能性があっても失敗する可能性も少なからず存在しています。
場合によっては「あの時思い切って今の仕事に転職なんてしなければ良かった…」と後悔することになるかもしれないので、まずは冷静になってキャリアチェンジ以外の道を模索してみてはいかがでしょうか？
ひょっとしたら今よりも少しだけ軌道修正を図ることで成功への道が拓けてくるかもしれません。

業種を変えてみる

今までの仕事と全く異なる仕事へキャリアチェンジするのではなく、今までの仕事と同じ内容で業種だけ変更してみるのもおすすめです。
仕事内容はほとんど変わらない場合でも、業種が変わることで全く異なる仕事に転職したという気持ちになれて心機一転を図ることができますし、今までの経験を十分に活かすことができます。

例えばIT企業でシステムエンジニアをしていた人が、病院のシステムエンジニアに転職するという方法があります。
最近は規模が大きな病院になるほど電子カルテの導入が進められており、効率良く診察を行うシステムが確立されています。
複雑なネットワークを組む必要があったり、セキュリティ対策も万全に整えなければならないなど専門性の高いスキルが求められることから、システムエンジニアを専門職として採用するケースが増えています。
これまでにIT企業で培ってきた経験を活かしながら、病院でも活躍することができますし、以前より待遇が良くなったり残業時間が少なくなったりなどのメリットも得られることから、転職をして良かったと実感できるのです。

会社は変わらずに違う部署で仕事をする

これはあまり規模の小さな企業では難しいことかもしれませんが、規模が大きな企業になるほど様々な部署が存在しておりそれぞれ異なる仕事内容になっています。
思い切って会社を辞めてしまうのは簡単なことですが、今よりも良い条件の職場を見つけようと思ってもなかなか難しいという場合もありますので、そう簡単に会社を辞めるという結論を出すのはやめておきましょう。

まずは上司にかけあって部署を変えてもらうように相談をしてみてはいかがでしょうか？
部署を変えてもらって今までとは異なる仕事を担当することで、新たなスキル習得に役立てたり仕事に対する魅力を見出すことができるかもしれません。
どうしても部署を変えてもらうことができないとか、部署が変わっても今の会社に対して何の魅力も感じられないなどいう場合にはじめて会社を辞めるという選択肢を検討してみましょう。