仕事に時間がかかることは良いことではない
昔はサラリーマンといえば休日出勤、残業が当たり前だしすることが勤勉さの現れだと思われてきました。
しかし、実際にはこれは正しい考えではないです。
決められた時間の中で仕事をこなすことが望ましいことであり、企業としても同じ給与でパフォーマンスが高い人を評価するべきなのです。
残業や休日出勤をすることはプライベートの時間を削ることになり、これは精神衛生上もよくないことで心身の具合を悪くする原因にもなります。
そこで、最近では残業や休日出勤をしないことが望ましいこととして評価される風潮です。
社会人であれば少しでも早くやるべきことを片付けられる処理能力が必要になってきます。
問題と課題の違いを理解する
仕事の中には「問題対応」と「課題創出」というふたつのものがあると考えられます。
私たちが仕事として取り組んでいるものは問題対応に当たるものです。
目の前にある問題に対処することであり、上司から頼まれた仕事や日々のルーティンワークがこれに当てはまります。
それに対して課題というのは自分の理想に近づくための目標です。
課題創出というのは、独立するために必要なスキルを学ぶことや、上の立場になったときのためにチームを束ね方法を学ぶ、といった行動することを意味します。
毎日の中でただ目の前の仕事をこなし問題対応をしているだけでは何もうみだすことができず、成長するためには課題創出をし取り組んでいくことが重要です。
時間を作る大変さ
仕事をしている中で多くの人が時間に追われていると感じることがあるものです。
たしかにどのような会社でもヒマな仕事はなく、毎日限られた時間の中でこなすべきことがたくさんあります。
そこで、時間を作っていくことが重要となるのです。
時間は誰にも限られたものであり、増やすためには努力が必要です。
その際、課題創出をして目標がある人はモチベーションが高いため時間を作ろうという努力もしやすくなります。
課題を持つ重要性
課題を持っていない人は目先の仕事に追われていることが多いです。
自分のためにどうやって時間を確保するか、仕事を効率よく行えるか、ということを考えることも十分な課題となります。
課題を作ることは自分がどうなりたいかというキャリアプランを作ることにもつながることです。
まずは仕事が出来るようになりたい、偉くなりたい、もっとお給料をもらいたい、といった単純なことでも十分課題となります。
この課題が出てくれば、具体的に課題を実現するためにできることを考えることができ、仕事の効率化ができたり成果を上げられるようになったりとほかの人よりも一歩進んだ視点から仕事がすすめられるようになるのです。