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「朝ご飯は食べた方が良い」当たり前だが、見落としがちな理由

忙しいのを理由にしてはダメです!

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毎朝朝食を摂る時間がないくらい忙しいとか、ダイエットをするために朝食を抜いているという人がいますが、朝食をしっかり食べなければその日に必要なエネルギーを十分補給できないため体調を崩しやすくなると言われています。ダイエットのために朝食を食べていないというのに、なかなか体重が落ちてくれないと嘆く方もいますが、これは朝食に関する正しい知識を持っていないから間違ったダイエット法を実践しているからだと言えます。

朝ご飯は食べた方が良いのは当たり前のことですが、実は見落としがちな理由が存在しています。あなたも正しい朝食の摂り方を実践し、日々の健康維持に役立ててください。

朝食を食べなくても痩せない理由

ダイエットは摂取カロリーを削減することで余分な脂肪を燃焼させることができると考えて極端な食事制限を行う方が多いです。空腹感を引きずりながら朝食を抜いて頑張っているつもりなのに、なかなか体重が減ってくれないのは朝食を完全に抜いていることに理由があります。

私達の身体は食事から補給したカロリーから身体を動かすために必要なエネルギーに変えるという代謝を行っています。代謝をアップさせることでダイエットに繋げることができても、逆に代謝が減ってしまうとダイエットどころか余計に脂肪を溜め込みやすくなるのです。朝ご飯を食べないことで代謝量が落ち込むため、もっと脂肪を蓄えておかなければいけないと身体が反応するため、昼食や夕食で摂取したカロリーが代謝されずに脂肪となって蓄積される原因になります。

身体に合わせて朝食を摂る

人間の身体に本来備わっているとされている体内時計は25時間だとされています。しかし、一日は24時間なので1時間のずれが生じることになります。このずれを修正して健康的に過ごすためには、体内時計をリセットする朝の時間帯が非常に重要だとされています。人間は朝日がのぼると共に身体が目覚めて活動を始めるものですが、寝起きの状態ではまだ体内時計が眠ったままできちんと動作する状態ではありません。頭がぼーっとした状態からスッキリ目覚めさせるためには、朝食をとって身体を目覚めさせることが必要になります。

しかし、朝起きてすぐにご飯を食べようとしても、まだ内臓がきちんと動ける状態になっていないため、そこに食べ物を無理矢理詰め込んでしまうと体調が悪くなってしまいます。そこで朝起きた時には白湯を飲んでゆっくりと身体を目覚めさせるようにして、起きてから2時間位内には朝ご飯を食べるようにしてください。これできちんと体内時計が前日のずれを修正してスムーズに身体を動かしながら頭を働かせることができる状態に調整できます。前日の夜に食べ過ぎ、飲み過ぎているとしっかり朝食が取れないこともあるので食事の摂り方には十分配慮してください。

料理が苦手な人ほど朝食を避ける説

料理が得意ではない人だと、その苦手意識から台所に立つことが少なくなります。反対に、料理が得意であったり自炊が好きな人だと、台所に立つことも苦では無くなるでしょう。そのため、朝食をしっかり取ろうと心がける際は、調理技術を併せて学んでおくのが理想です。上記の理由から、間接的に朝食を作りやすくなりますし、レパートリーが増えればマンネリ化を防ぎ、朝食という習慣を根付かせやすくなるでしょう。

昨今は、調理の基礎を学べる専門学校から自治体の料理教室に至るまで、スキルアップに役立つサービスが沢山あります。通うのが大変という人であれば、手軽に利用できる料理本や動画などを通じて、技術を高めるのも手です。